旧きを知り、今を懐かしむ。

夜のフライトで遠くに見える明かりには小さな町がある。きっとそこには大きな物語がある。

地図帳で見かけたカタカナの村がある。先人たちの文化と記憶が今も紡がれている。

群衆を歴史資料集で見る。一人ひとりに名前がある。皆かけがえのない人生を歩んでいる。

どこかに誰かは住んでいる。人は誰もがどこかに住んでいた。

モノクロ映画にも色がある。でも、誰もその色は知らない。

絵具をこぼしたような白雲は世界に繋がっている。星は深い世界の奥底で輝いている。

突き抜けるような青空に100年前の人も歓喜した。太陽はそれを知っている。

東京散歩の雑感を徒然なるままに。故きを温ねて新しきを知る。

お江戸を古今東西津々浦々、ゆっくりと懐古していきたい。そんなブログです。

序にちょっとしたグルメや旅行録も紹介したいと思います。